秋月黒田城主のつぶやき

ほんわか、明るく、楽しく、でも凛と生きるための応援歌

ロシア・ウクライナ侵攻のさなかで ー 絵本『伝染病に挑んだ人々~予防接種秋月物語~』

皆さま、こんにちは。

お変わりありませんでしょうか。

おかげさまで私は元気に活動しています。皆さま、くれぐれも御身大切に過ごしてください。

 

変わりなく元気に過ごす方もいらっしゃれば、不幸にもコロナに感染して辛い状況を経験される方もいらっしゃいます。今こうして過行く様々な事柄は、ゆくゆくは歴史が教えてくれることがたくさんあるように思います。歴史の声というのがあるとすれば、真剣に、素直にその声を聴く姿勢が我々に問われているのではないかと思います。おごらず、謙虚になりながらも、でも凛と物事に向き合っていく。そういう姿勢を持ちたいと日々思う今日この頃です。

 

今年に入って、コロナ・オミクロンの広がり、北朝鮮のミサイル発射、そしてロシアによるウクライナ侵攻などなど、気持ちがふさがる、悲しいニュースが続く中で、「予防接種は秋月藩から始まった」キャンペーン推進協議会様が3年かけて編集を続けてこられた絵本を手にする機会に恵まれました。

 

本キャンペーン推進協議会様は、江戸時代に日本で初めて天然痘の予防接種に成功した秋月藩医、緒方春朔を始め、彼を支えた秋月藩第8代藩主黒田長舒(ながのぶ)、自らの息子を天然痘接種成功のため緒方春朔に捧げた大庄屋天野甚左衛門の功績を顕彰する活動を続けてこられました。そしてこの度、さらなる啓蒙活動の一環として、子どもたちに理解しやすいような絵本を制作、完成させ、この2月14日から販売を開始されたとのことです。この2月14日、というのは、世の中では「バレンタインデー」として広く知られていますが、「予防接種記念日」として登録(日本記念日協会認定)されているとも伺っています。

感染症と闘った郷土の先人 天然痘予防接種の秋月藩医・緒方春朔ら 朝倉市秋月博物館で特別展 - 産経ニュース (sankei.com)

朝倉市秋月博物館【イベント情報】 | 朝倉市 (asakura.lg.jp)

 

さまざまな先人の苦労、経験、そして善意などの重なりの中で、秋月という一つの地方から、我々人間が住みよい世界を創っていくための土台を積み上げていっていた事実は、今の時代を生きる我々にも生きる勇気を与えてくれるのではないでしょうか。

 

ウクライナもそうですし、世界のその他の地域でも、自分たちの故郷から避難することを余儀なくされる人々がたくさんいるということを目の当たりにしています。そんな中、子供たちが、大人たちが、コロナに感染したり、健康を害していくことがないような世の中を願いたいと思います。

 

この絵本、『伝染病に挑んだ人々~予防接種秋月物語~』は1冊1,500円(税込)とのことですが、世界中の子供たちの命を救うため、絵本売上の10%相当額を日本ユニセフ協会に寄付されるとのことです。皆さま、何卒手にとっていただければと願っています。

 

(お問い合わせ先)

「予防接種は秋月藩から始まった」キャンペーン推進協議会 事務局

〒838-0011

福岡県朝倉市秋月野鳥111-1 松木

akiduki214campaign@leaf.ocn.ne.jp

 

(絵本取扱所)

朝倉市秋月博物館 他

電話: 0946-25-0405

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