藩校の精神が今に活きる(No.1)ー 秋月黒田の藩校「稽古館」
皆さん、こんにちは。
前回は今年、2023年が秋月黒田の藩が成立してから400周年に当たる大切な年であることを紹介しました。
しばらく秋月のことについてお付き合いください。
私からみて秋月の宝として挙げられるもの、それは秋月に住む皆さんであり、その歴史を営々と作り続けてきた伝統や歴史の時間ではないかと思います。
そんな中で、秋月の人たちの教育において藩校、稽古館が持つ意義はとても大きいものがあったと考えられます。
ところでこの「稽古館」、江戸の同じような時代に他のいくつかの藩でも同名の藩校が存在しています。例えば、島原、弘前、彦根などでも「稽古館」として活動していたようです。秋月の稽古館は、もともと1775年に「稽古亭」として設立されていたものを「稽古館」として名前を変えて存続させていたものです。
それでは続きは次回、もう少し秋月の稽古館のことを紹介していきます。
乞うご期待です。