秋月黒田城主のつぶやき

ほんわか、明るく、楽しく、でも凛と生きるための応援歌

笑う門には福来る。このような時にこそ。

最近は塩沼亮潤氏の本を読んだり、お話を聞くことが多いのですが、その中に「笑顔をたやさない人には自然と幸福がおとずれます。花を見て怒る人がいないように、笑顔を見て怒る人もいません」と書いてあるのを見ました。

 

「大きな夢や目標に立ち向かっていくときこそ、心が豊かであり、潤っていなければなりません。その心のゆとりがあってはじめて、ものごとが成就いたします。

せっかく皆さんのためにと努力していても、自分だけがつらく苦しいことに耐えているのだという、いかにもつらそうでゆとりのない姿を見ても誰も元気にはなりませんし、人は寄ってきません。どんなに困難をかかえているときでも、常に明るく、軽やかに、そして、のびのびした心でいることです。それが、自分と皆さんの心の幸せにつながることであると思います。」ともあります。

 

笑顔も時と場合により、見る人によっては場違い、不謹慎など、受け止め方に違いがあることもあるでしょう。皆、余裕がなくなってきていると尚更そうかもしれません。

 

でも、政治家や上に立つ人であればあるほど、こういうこと、姿勢を意識して、うまく振る舞えるよう心がける必要があるように思います。よく言われる「高貴な者の責任」(ノーブレス・オブレージ)として、周りの人を幸せな気持ちにさせる雰囲気、というものもあるのではないかと最近はとみに感じます。「あの人は何故か憎めないね」、「まあ大変だけど、あの人がそう言ってるから仕方ない、頑張るか」。そんな空気感を作れないものか、といつも思います。

 

特にアメリカでは「分断」ということが強く言われるようになりました。世界のリーダーとしての振る舞い、あり方として疑問に思われるような事態が多く見られるようにもなっています。他の国から見て、模範にならない、理想とは思えない様相ではないでしょうか。

 

人は、不幸せになろう、不幸せにしてやろうと積極的に思って何かを企むことはそんなに多くはないと信じますし、実際そう思います。例えば、政治家もそうではないでしょうか。でも、結果として多くの国民からそう思われているとすれば、結果責任は政治家の方にあるのではないかとも思います。

 

コロナ禍での緊急事態宣言の再発動、という状況に直面する昨今こそ、難しい環境下、笑顔で力強く、「皆さんと一緒に幸せになるため頑張ろう」と言い切れる政治家やリーダーが望まれます。

 

粘り強く、しなやかに、笑顔も忘れずに過ごしてまいりましょう。