第15回藩校サミット 金沢大会
こんばんは。
なかなかこちらに来れず、慌ただしい日々を過ごしています。
世の中、色々と大きく変化、事件もあり、後世から振り返れば、今年が大きなターニングポイントであったというような時期であるのかもしれません。
色々な都合で詳しくは別途お話したいテーマではありますが、先日、9月30日、10月1日と、石川県は金沢にて全国藩校サミットの第15回大会があり、参加してきました。
金沢は加賀百万石、前田藩ですが、その前田さんがホスト役のような立場で、金沢市の皆さんが真心を込めて準備をされ、無事終了しました。手作り感があり、また江戸徳川幕府、徳川宗家と前田さんの対談なども、とてもユーモアもあり、楽しい一時であったと思います。
藩校サミットの趣旨は、江戸時代に各藩で作られた藩校で学ばれた様々な学問、哲学、武術等が現代においても有益なものがあるだろうとの評価の元、藩校の学問で有益なものを現在及び将来の子供たちにも受け継いでいこうというメッセージを、宣言という形で世の中に発信していこう、というものです。
時代が進もうが、文明の利器が発展していこうが、人間自体は大きく変化するものではないですね。社会という人間相互が助けあって成り立つ環境で、守るべき価値で変わらないものはあると思います。
藩校サミットがあるこの時期は、あらためて立ち位置などを振り返る時でもあります。
来年の第16回藩校サミットは京都の舞鶴で開催されます。牧野家のお膝下での開催、どういった出会いがあるのか、新たな発見を求めて、今から楽しみであります。